京都ユダヤ思想
第7号(2016)
巻頭言
武藤 慎一 ヘブライ性、ユダヤ性、アラム性、キリスト教性 1
論文
志田 雅宏 ナフマニデスと『セフェル・イェツィラー』 7
田中 直美 F・ローゼンツヴァイクにおけるユダヤ性(Judentum)の〈復元〉と翻訳の課題について―『イェフダ・ハレヴィ』のあとがきの検討を中心に― 36
吉野 斉志 死と復活の意味―アグノンとレヴィナス― 58
大会報告
第8回学術大会シンポジウム
マルティン・ブーバー、非類型的思考の行方―没後50周年を記念して― 85
記念シンポジウム1 「生きる思想としてのブーバー」
基調講演 マルティン・ブーバー、非類型的思考の行方 ―没後50周年を記念して 小野 文生 86
提題1 ブーバーと私―ブーバーの聖書解釈を通して 勝村 弘也 126
提題2 バルト「神の名」論と親鸞「本願名号」論―「宗教の真実」の差異性と応答性、ブーバー「根元語」思索を介しての一考察― 高田 信良 138
提題3 私が出会ったマルチン・ブーバーとその周辺の人々 手島 佑郎 158
書評
丸山 空大 佐藤 貴史著『ドイツ・ユダヤ思想の光芒 170
その他