中世哲学会
第67回総会・大会
【日程】:2018年11月10日(土)・11日(日)
【場所】:聖心女子大学 4号館/聖心グローバルプラザ
1日目(11月10日)
9:30ー10:20
アダム・タカハシ(東洋大学)
「アヴェロエス「知性単一説」とその批判:再考」
司会:小村 優太(早稲田大学)
10:20ー11:10
芝元 航平(上智大学)
「トマス・アクィナスの「第三の道」における必然性の問題」
司会:松根 伸治(南山大学)
11:10ー12:00
志田 雅宏(日本学術振興会)
「中世ユダヤ教におけるキリスト教論駁と福音書翻訳──ヤコブ・ベン・ルーベン『主の戦い』── 」
司会:矢内 義顕(早稲田大学)
12:00ー13:00
昼休・評議会(4号館3階4-3教室)
13:10ー14:00
松澤 裕樹(大谷大学)
「クヴェードリンブルクのヨルダンのラテン語説教におけるエックハルトの影響」
司会:長町 裕司(上智大学)
14:00ー14:50
袴田 玲(岡山大学)
「トマス・アクィナス説教 18「地は芽生えさせよ (Germinet Terra)」 におけるマリア論とその可能性」
司会:井上 淳(南山大学)
14:50ー15:40
野邊 晴陽(東京大学)
「トマス・アクィナスにおける「善」の基礎づけについて」
司会:荻原 理(東北大学)
15:40ー15:50
休憩
15:50ー16:40
須藤 英幸(同志社大学)
「人間は uti の対象か frui の対象か──アウグスティヌスにおける隣人愛の思想──」
司会:菊地 伸二(名古屋柳城短期大学)
16:40ー17:30
波多野 瞭(ストラスブール大学)
「秘跡の霊印と権能に対する認識を巡る 13 世紀中葉の議論──ボナヴェントゥラと初期トマスを中心に──」
司会:松村 良祐(藤女子大学)
17:30ー18:20
矢内 義顕(早稲田大学)
【シンポジウム特別報告】中世における原罪論の展開──アンセルムスからトマス・アクィナスへ──
司会:出村 みや子(東北学院大学)
18:40ー20:40
懇親会(4号館1階カフェ・ジャスミン)
2日目(11月11日)
9:30ー10:20
千葉 惠(北海道大学)
「アンセルムスの神の存在論的論証──啓示神学と自然神学を媒介する「理解」──」
司会:山内 志朗(慶應義塾大学)
10:20ー11:10
小川 量子(立正大学)
「ドゥンス・スコトゥスにおける自由と正義」
司会:辻内 宣博(早稲田大学)
11:10ー12:00
若松 功一郎(早稲田大学)
「エックハルトにおける存在 (esse) と知性認識 (intelligere) との関係──非トマス主義的知性論の伝統を踏まえて──」
司会:川添 信介(京都大学)
12:00ー13:00
昼休・編集委員会(4号館3階4-3教室)
13:10ー14:00
関沢 和泉(東日本国際大学)
「文法学は子供の如く、論理学は大人の如く、そして音楽は。──ロジャー・ベーコンにおける人間の自然本性と言語、音楽──」
司会:岩熊 幸男(福井県立大学)
14:05ー14:55
総会
15:00ー18:00
第67回中世哲学会シンポジウム
中世における原罪論の諸相──ラテン中世における展開──
司会:鶴岡 賀雄(南山大学)
【提題】
山口 雅広(龍谷大学)
「トマス・アクィナスの原罪論──彼のキリスト教的人間観の一面──」
【提題】
辻内 宣博(早稲田大学)
「神の自由意志の絶対性──オッカムのウィリアムにおける原罪論から──」
【提題】
佐藤 直子(上智大学)
「ヒルデガルトの視る「原罪」──Sciviasを中心に──」