2018年11月5日月曜日

日本ユダヤ学会 関西例会

日本ユダヤ学会
関西例会

日時 12月1日(土)14時~17時30分
会場 神戸女学院大学 文学館1階L-8教室 (門戸厄神駅から徒歩10分、正門から徒歩5分)


河村兼二郎 会員
「サアディアとダヴィド・ベン・ザッカイの論争」
10世紀バビロニアのスーラにある学塾の長(ガオン)、サアディア・ベン・ヨセフ・アル‐ファイユーミー(882-942)と捕囚民の長(レシュ・ガルータ)、ダヴィド・ベン・ザッカイ(在位917-940)の論争について報告する。この「大論争」が当時のユダヤ教徒の社会に与えた衝撃と歴史的位置付けについて考察したい。

竹原有吾 会員
「18~19世紀ベルリンのユダヤ教徒の経済活動と国民経済の形成」
18~19世紀にベルリンのユダヤ教徒が「工場主(ファブリカント)」や商人、銀行家などとして経済的に活躍するようになった歴史を辿っていく。そして彼らがプロイセン王国の経済発展の一翼を担うまでになった要因を探っていく。