2015年6月20-21日
同志社大学(今出川校地)烏丸キャンパス志高館 SK112教室
【第1日】 6 月20 日(土)
9:30 開会のあいさつ 伊藤玄吾(同志社大学/第8回学術大会実行委員長)
9:35 研究発表①「第四マカベア書の殉教物語における哲学的しかけ」
発表者:加藤哲平(ヒブル・ユニオン・カレッジ博士課程)
司会:新免貢(宮城学院女子大学)
10:15 研究発表②「シリア教父に見る「ユダヤ性」――その境界と自己認識」
発表者:大澤耕史(日本学術振興会特別研究員PD/東京大学)
司会:武藤慎一(大東文化大学)
10:55 小休憩
11:10 研究発表③「ナフマニデスと『セフェル・イェツィラー』」
発表者:志田雅宏(東京大学大学院博士課程単位取得)
司会:高木久夫(明治学院大学)
12:00 公開セミナー
Two Bubers, Solomon and Martin. Authorizations of Jewish Texts:
From Re-contextualizing to a New Addressing.
講師:Avidov Lipsker (Bar-Ilan University)
司会:Teppei Kato (Hebrew Union College, Cincinnati)
12:45 昼食
13:50 企画趣旨「マルティン・ブーバー、非類型的思考の行方――没後50 周年を記念して」
小野文生(同志社大学/第8回学術大会シンポジウム企画者)
14:10 公開記念シンポジウム 1 「生きる思想としてのブーバー」
提題(1):「私が出合ったマルチン・ブーバーとその周辺の人々」
手島佑郎(ギルボア研究所)
提題(2):「バルト「神の名」論 と 親鸞「本願名号」論
――「宗教の真実」の差異性と応答性、ブーバー「根元語」思索を介しての一考察」
高田信良(龍谷大学)
提題(3):「ブーバーと私――ブーバーの聖書解釈を通して」
勝村弘也(元神戸松蔭女子学院大学)
司会:手島勲矢(日本学術会議連携会員)+小野文生(同志社大学)
17:00 総会
18:00 懇親会(於同志社大学寒梅館1F アマーク・ド・パラディ)
【第2日】 6 月21 日(日)
9:00 研究発表④「F・ローゼンツヴァイクにおけるユダヤ性(Judentum)の〈復元〉と翻訳の課題について
――『イェフダ・ハレヴィ』のまえがきの検討を中心に」
発表者:田中直美(お茶の水女子大学大学院博士後期課程)
司会:三ツ木道夫(同志社大学)
9:40 研究発表⑤「レヴィナスのブーバー批判再読――「第三者」概念をめぐって」
発表者:松葉類(京都大学大学院博士後期課程)
司会:渡名喜庸哲(慶応義塾大学)
10:40 公開記念シンポジウム 2 「20世紀ドイツ・ユダヤ思想の磁場としてのブーバー」
提題(1):「パウル・ツェランとマルティン・ブーバー――「それはしばしば絶望的な対話です」」
細見和之(大阪府立大学)
提題(2):「ブーバー、レヴィナスと「ユートピア的社会主義」」
合田正人(明治大学)
提題(3):「ブーバー、根源の脱構築と両極性の思想――「宗教的アナーキズム」への註解」
小野文生(同志社大学)
司会:藤岡俊博(滋賀大学)
13:30 昼食
14:30 公開セッション 1 :「ブーバー、そのヘブライ語テクストを光源として」
研究発表①「マルティン・ブーバーの聖書解釈――ヘブライ語聖書との対話」
発表者:阿部望(獨協大学)
研究発表②「マルティン・ブーバーの現代性――その「神権政治」と「聖性」理解の現代的意義」
発表者:平岡光太郎(同志社大学嘱託講師)
司会:赤尾光春(大阪大学)
16:00 小休憩
16:15 公開セッション 2:「ブーバー、その対話的思考の文脈と可能性を問う」
研究発表③「ブーバーとパトモス・サークル――対話的思考をめぐって」
発表者:村岡晋一(中央大学)
研究発表④「『我と汝』の周辺――ユダヤ学の転換期におけるマルティン・ブーバー」
発表者:向井直己(京都大学)
司会:丸山空大(日本学術振興会特別研究員PD/一橋大学)
17:45 閉会の挨拶 勝村弘也(元神戸松蔭女子学院大学/京都ユダヤ思想学会会長)
芦名定道(京都大学/『京都ユダヤ思想』編集委員長)
京都ユダヤ思想学会公式HP