京都ユダヤ思想
Journal of Kyoto Association of Jewish Thought
第5号(2015年)
巻頭言
島薗 進 ユダヤ人の思想家・著述家に惹かれてきたわけ 1
論文
北村 徹 預言者エゼキエルの祭司性―その再評価と「反ユダヤ主義」という文脈― 4
丸山空大 ローゼンツヴァイクの回心譚を再考する 24
渡名喜庸哲 エマニュエル・レヴィナス「捕囚手帳」の射程―レヴィナスの企て― 43
第六回学術大会報告
シンポジウム 論争としての啓蒙
小野文生 「論争としての啓蒙」に寄せて 63
後藤正英 モーゼス・メンデルスゾーンとユダヤ啓蒙主義 66
山本芳久 信仰・理性・伝統―トマス・アクィナスのユダヤ人観を手がかりに― 77
手島勲矢 論争としてのハシディズム―《ハスカラー》を考えるユダヤ思想史の視座― 96
伊藤玄吾 理性・宗教・伝承―ボシュエの『世界史論』と『伝承と教父の擁護』を中心に― 104
公開講演
講演会解説 118
ウォレン=ゼエヴ・ハーヴィー クレスカスとメンデルスゾーン―信仰と命令― 120
(訳:平岡光太郎)
コメント
杉村靖彦 129
質疑応答 134
福谷 茂 杉村靖彦 高木久夫 後藤正英
その他