2015年7月2日木曜日

京都ユダヤ思想 第5号(2015)

京都ユダヤ思想
Journal of Kyoto Association of Jewish Thought

第5号(2015年)

巻頭言
島薗 進  ユダヤ人の思想家・著述家に惹かれてきたわけ  1

論文
北村 徹  預言者エゼキエルの祭司性―その再評価と「反ユダヤ主義」という文脈―  4
丸山空大  ローゼンツヴァイクの回心譚を再考する  24
渡名喜庸哲  エマニュエル・レヴィナス「捕囚手帳」の射程―レヴィナスの企て―  43

第六回学術大会報告
シンポジウム  論争としての啓蒙  
小野文生  「論争としての啓蒙」に寄せて  63
後藤正英  モーゼス・メンデルスゾーンとユダヤ啓蒙主義  66
山本芳久  信仰・理性・伝統―トマス・アクィナスのユダヤ人観を手がかりに―  77
手島勲矢  論争としてのハシディズム―《ハスカラー》を考えるユダヤ思想史の視座―  96
伊藤玄吾  理性・宗教・伝承―ボシュエの『世界史論』と『伝承と教父の擁護』を中心に―  104

公開講演
講演会解説  118
ウォレン=ゼエヴ・ハーヴィー  クレスカスとメンデルスゾーン―信仰と命令―   120
(訳:平岡光太郎)

コメント
杉村靖彦  129

質疑応答  134
福谷 茂  杉村靖彦  高木久夫  後藤正英

その他