日本ユダヤ学会
『ユダヤ・イスラエル研究』第35号(2021年12月)
目次
〈論文〉
長塚織人「限りなく薄い世界の皮膜―ブルガリア系セファルディのメキシコ人作家ミリアム・モスコナの『タマネギの皮』におけるスペイン語とユダヤスペイン語の複言語使用」(pp. 1-16)
天野優「1920年代イラクの「シオニスト」とその活動:エレツ・イスラエルとの関係を手がかりに」(pp. 17-25)
〈研究ノート〉
牧野素子「イタリアのユダヤ学、その萌芽から現在」(pp. 27-38)
〈翻訳〉
青木良華「ムサル書簡―解説と全訳」(イスラエル・サランターIsrael Salanter)(pp. 39-51)
〈シンポジウム 特集論文「現代ヨーロッパにおける反ユダヤ主義」について〉
鶴見太郎「解題」(p. 52)
大内宏一「ドイツのユダヤ教徒組織の現状―ウェブ情報に基づいて」(pp. 53-58)
宮崎悠「国民民主党の反ユダヤ主義は共有されていたのか:I.J. パデレフスキの思想からの検討」(pp. 59-70)
〈訳者解題〉
村岡美奈・北美幸:マリオン・イングラム著(村岡美奈・北美幸・寺田由美訳)『戦禍の中で』・同著(北美幸・袴田真理子・寺田由美・村岡美奈訳)『平和の下で』(pp. 71-77)
〈書評〉
高尾千津子:鶴見太郎著『イスラエルの起源』(pp. 78-84)
鶴見太郎:今野泰三著『ナショナリズムの空間』(pp. 85-87)
今野泰三:浜中新吾著『イスラエル・パレスチナ』(pp. 88-93)
川端美都子:宇田川彩著『それでもなおユダヤ人であること」(pp. 94-97)
〈新刊紹介〉
細田和江:母袋夏生著『ヘブライ文学散歩』(p. 98)
〈大会報告要旨〉
第17回学術大会報告要旨(pp. 99-100)
〈英文要旨〉(pp. 101-103)
日本ユダヤ学会ウェブサイト
https://jewishstudiesjp.org/