『京都ユダヤ思想』
第11号(2020年) 目次
【巻頭言】
手島勲矢「というよりも文字の背中(ポストスクリプト)を追いかけて―カタストロフ雑考」(pp. 1-11)
【論文】
菅野賢治「「上海無国籍避難民指定居住区」の設置過程―實吉敏郎・海軍大佐の未発表文書をもとに―」(pp. 12-39)
神田愛子「マイモニデスにおける人間の自由意志と神の摂理について」(pp. 40-60)
【第12回学術大会シンポジウム タルグムの世界—聖書翻訳とユダヤの伝統―】
加藤哲平〈シンポジウム趣旨〉(pp. 61-63)
勝又悦子〈基調講演〉「金の子牛像事件の解釈から見るタルグム文学の特性」(pp. 64-105)
阿部望〈コメント1〉「タルグムと死海文書」(pp. 106-121)
飯郷友康〈コメント2〉「魔王と偽王あるいは伝道師―タルグム試論―」(pp. 122-139)
大澤耕史〈コメント3〉「「ヨセフは誰に売られたか?」をタルグムから考える」(pp. 140-152)