2023年3月4日土曜日

日本ユダヤ学会『ユダヤ・イスラエル研究』第36号目次

 『ユダヤ・イスラエル研究』第36号 2022年12月 目次

〈論文〉
穐山洋子「戦間期スイスの反ユダヤ主義に対する抵抗―C.A. ロースリと『惨憺たるユダヤ人!』―」(pp. 1-13)
長田浩彰「パレスチナ・ドイツ・ユダヤ人社会(1933-38)と青年移住者エルンスト・レーヴィ:ドイツの父母に宛てた彼の書簡を史料として」(pp. 14-25)
コヘン・シラ・マルカ「文化の狭間の音楽:永井荷風とウリ・ニサン・グネシンの比較考察」(pp. 26-37)

〈シンポジウム コロナ禍のユダヤ人社会〉
市川裕「解題」(pp. 38-39)
アダ・タガー・コヘン「コロナ禍のユダヤ教:超正統派ユダヤ人はなぜ感染防止対策に従うことが出来なかったのか」(pp. 40-45)
天野優「パシュケヴィル(張り紙)から垣間見るイスラエルのハレディー社会とパンデミック」(pp. 46-57)
志田雅宏「コロナ禍での宗教生活―オンライン・レスポンサを中心に―」(pp. 58-68)

〈書評〉
山城貢司:上村静著『終末の起源:二つの系譜 創造論と終末論』(pp. 69-72)
二井彬緒:ハンナ・アーレント著(大島かおり訳)『ラーエル・ファルンハーゲン―ドイツ・ロマン派のあるユダヤ女性の伝記【新版】』(pp. 73-76)
志田雅宏:平田文子著『デュルケーム世俗道徳論の中のユダヤ教―ユダヤの伝統とライシテの狭間で―』(pp. 77-80)
重松尚:菅野賢治著『「命のヴィザ」言説の虚構―リトアニアのユダヤ難民に何があったのか?』(pp. 81-83)
大内宏一:武井彩佳著『歴史修正主義―ヒトラー賛美、ホロコースト否定論から法規制まで』(pp. 84-87)

〈新刊紹介〉
大澤耕史:大島力・小友聡・島先克臣編著、飯謙・池田裕・石川立・小林進・高橋洋成・月本昭男・本間敏雄著『ここが変わった!「聖書協会共同訳」旧約篇』(p. 88)
蓼沼理絵子:山尾彩香編、西南学院大学博物館研究叢書『ジュダイカ・コレクション ユダヤ教の祝祭』(p. 89)
鶴見太郎:佐藤唯行著『英国ユダヤ人の歴史』(p. 90)
鈴木重周:ナタリー・スコヴロネク著(宮林寛訳)『私にぴったりの世界』(p. 91)

〈大会報告要旨〉
第18回学術大会報告要旨(pp. 92-94)

〈英文要旨〉(pp. 95-97)

日本ユダヤ学会ウェブサイト
https://jewishstudiesjp.org/journal/