このシンポジウムは
「イスラエル国ガリラヤ地方の新出土シナゴーグ資料に基づく一神教の宗教史再構築」最終シンポジウム
モノとアイデアの古代宗教世界
―新出土シナゴーグをめぐる宗教研究の新たな試み―
日時:2020年3月1日13:00~18:00
場所:東京大学本郷キャンパス法文二号館一番大教室
プログラム
13:00–13:15趣旨説明
市川裕(本科研プロジェクト代表者、東京大学名誉教授)
13:15–15:15
第一部 食と宗教の古代宗教比較文化論
司会:土居由美(東京大学大学院人文社会系研究科研究員)
発題者
葛西康徳(東京大学大学院人文社会系研究科教授)
「古代ギリシア宗教と動物犠牲――問題は解決されたのか?」
勝又悦子(同志社大学神学部准教授)
「異教徒との接点としての食」
牧野久実(鎌倉女子大学教育学部教授)
「土器資料に見る食の変容~フタと容器の関係から」
発題者によるディスカッション
15:45–17:45
第二部 新発見シナゴーグから見るイエス時代のユダヤ教
司会:中西恭子(東京大学大学院人文社会系研究科研究員)
発題者
上村静(尚絅学院大学総合人間科学部教授)
「ガリラヤのユダヤ化とその諸相――ハスモン時代からミシュナ時代まで」
山野貴彦(立教大学文学部非常勤講師)
「紀元後1世紀のガリラヤとユダヤにおけるシナゴーグ共同体の形成」
江添誠(神奈川大学外国語学部非常勤講師)
「バル・コホバの乱(第二次ユダヤ戦争)における砦~その立地と戦略~」
発題者によるディスカッション