『ユダヤ・イスラエル研究』
第33号(2019年12月)
〈シンポジウム 古代後期のユダヤ教研究の諸相〉
解題(市川裕)1
一神教の二つの流れとその歴史的源流(市川裕)3
クムランと死海文書(上村静)13
ローマ帝国の「キリスト教化」とユダヤ教(中西恭子)26
〈翻訳 ユダヤ啓蒙思想とメンデルスゾーン〉
解題(後藤正英)38
ユダヤの伝統への挑戦(シュムエル・ファイナー)(鳥越覚生・訳)40
モーゼス・メンデルスゾーンの現代性(ミヒャ・ゴットリープ)(加藤哲平・後藤正英・訳)50
〈書評〉
市川裕著『ユダヤ人とユダヤ教』(臼杵陽)70
加藤哲平著『ヒエロニュムスの聖書翻訳』(大澤耕史)75
丸山空大著『フランツ・ローゼンツヴァイク』(向井直己)77
森達也著『思想の政治学ーアイザィア・バーリン研究』(市川裕)81
広瀬佳司・伊達雅彦編『ユダヤの記憶と伝統』(三杉圭子)87
イラン・パペ著『パレスチナの民族浄化―イスラエル建国の暴力』・『イスラエルに関する十の神話』(金城美幸)89
〈新刊紹介〉
村田靖子著『エルサレムの悲哀』(鴨志田聡子)94
エトガル・ケレット著『クネレルのサマーキャンプ』(細田和江)96
エヴァ・ホフマン著『シュテットルーポーランド・ユダヤ人の世界』(宮崎悠)97
立山良司編『イスラエルを知るための62章 第2版』(保井啓志)98
〈大会報告要旨〉
第15回学術大会報告要旨99
〈英文要旨〉101