2025年3月8日土曜日

日本ユダヤ学会『ユダヤ・イスラエル研究』第38号目次

 『ユダヤ・イスラエル研究』第38号(2024年)

〈翻訳〉
重松尚『リエトゥヴォス・ジニョス』における杉原千畝インタヴュー記事』(1-5頁)

〈シンポジウム 東欧ユダヤ史研究の過去と現在〉
高尾千津子「解題」(6頁)
安齋篤人「戦間期ガリツィア・ユダヤ人の都市近郊農業とエスニック・マーケティング戦略」(7-15頁)
西村木綿「誰が、なぜ、ポーランドのユダヤ史を書くのか」(16-26頁)
重松尚「リトアニアの歴史書におけるユダヤ人に関する歴史叙述の変遷」(27-38頁)

〈シンポジウム アメリカとユダヤ人―21世紀からの検証〉(承前)
北美幸「アメリカ黒人とユダヤ人―被差別経験の交差性と公民権運動への参加」(39-50頁)

〈書評〉
法貴遊:神田愛子著『マイモニデスにおける神への道程―神の知解と人間の生き方の相関性を巡って』(51-54頁)
西村木綿:野村真理著『ウィーン ユダヤ人が消えた街―オーストリアのホロコースト』(55-58頁)
田村円:高橋秀寿著『反ユダヤ主義と「過去の克服」―戦後ドイツ国民はユダヤ人とどう向き合ったのか』(59-62頁)
上村静:月本昭男著『物語としての旧約聖書―人類史に何をもたらしたのか』(63-66頁)
犬塚悠太:Jonatan Meir & Shinichi Yamamoto, Gershom Scholem and the Research of Sabbatianism(67-70頁)

〈新刊紹介〉
天野優:サヴィヨン・リーブレヒト、ウーリー・オルレブほか著、母袋夏生訳『砂漠の林檎―イスラエル短編傑作選」(71-72頁)
牧野素子:李美奈著『ヴェネツィアのゲットー―商館・共同体・コンタクトゾーン』(73頁)
野村真理:水島治郎著『隠れ家と広場―移民都市アムステルダムのユダヤ人』(74頁)

〈大会報告要旨〉
第20回学術大会報告要旨(75-77頁)

〈英文要旨〉(78-79頁)

2025年3月4日火曜日

Lecture: Pawel Maciejko, "Being Frank among the Dönmeh"

同志社大学一神教学際研究センター(CISMOR)主催の講演のご案内です。

ハイブリッド形式での開催となります。

日時:2025年3月13日(木)13:30-16:30
会場:同志社大学今出川キャンパス至誠館3F会議室&オンライン

講師:Pawel Maciejko (Johns Hopkins University)
題目:Being Frank among the Dönmeh

コメンテーター:Jonatan Meir (Ben-Gurion University)、赤尾光春(国立民族学博物館)

内容:

ヤコブ・フランクは近代のユダヤ神秘主義的宗教運動の創始者である。彼は自身をメシアと認識し、シャブタイ・ツヴィの後継者と名乗った。1759年には、フランクは弟子たちと共にキリスト教に改宗し、彼の死後も運動は続いた。
今回は、ジョンズホプキンス大学のMaciejko先生をお迎えし、フランク主義とドンメー派(ツヴィを追ってイスラームに改宗したユダヤ人のグループ)の関係について考察します。

お申込はこちらからお願いいたします。要申込です。
https://forms.office.com/r/QXdwRcC1pC

もしくは添付ポスターQRコードにて締め切り:3月10日(木)

開催2日前までにZoomミーティングのURLを送付いたします。    

【主催★問い合わせ先】同志社大学一神教学際研究センター (CISMOR)
sk115534(アットマーク)mail.doshisha.ac.jp