2025年3月14日金曜日

ファン・ベックム先生講演「マイモニデス『迷える者の導き』の翻訳の戦略」

講演

ヴァウト・J・ファン・ベックム教授(フローニンゲン大学)
「マイモニデス『迷える者の導き』の翻訳の戦略」
Prof. Wout J. van Bekkum, “Strategies of Translating Maimonides' Guide”

日時:2025年3月22日(土)14:00-17:00
場所:東京大学本郷キャンパス法文1号館217教室
(〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1)

司会:志田雅宏(東京大学)
コメンテーター:神田愛子(同志社大学大学院博士課程修了)

言語:英語

内容:
 中世ユダヤ哲学の最も重要な著作のひとつであるマイモニデス『迷える者の導き』の翻訳の問題について、同著のオランダ語訳を手掛けているW・J・ファン・ベックム教授(フローニンゲン大学)が発表をおこなう。発表では中世におけるユダヤ・アラビア語原典からのヘブライ語翻訳をはじめ、さまざまな時代および地域における『導き』の翻訳の戦略を扱う。
 また、『導き』をはじめとするマイモニデスの哲学についての単著『マイモニデスにおける神への道程――神の知解と人間の生き方の相関性を巡って――』(晃洋書房、2024年)を出版した神田愛子博士が翻訳および日本におけるマイモニデス研究の観点からコメントをおこなう。
 最後に、参加者全員での質疑応答をおこなう。

主催:
東京大学宗教学研究室(志田雅宏研究室)ならびに科学研究費助成事業(若手研究)「中世西欧キリスト教世界のユダヤ教文献にみられる宗教観についての研究」(23K12019、研究代表者:志田雅宏)

共催:
科学研究費助成事業(基盤研究(A))「総合的な聖書の「語り直し」学-古代から現代のユダヤ文学における発展とその学際性」(21H04347、研究代表者:勝又直也)

Lecture
Prof. Wout J. van Bekkum (The University of Groningen)
“Strategies of Translating Maimonides' Guide”

March 22 (Sat.), 2025
14:00–17:00

Room 217, Faculty of Law & Letters Bldg.1, Hongo Campus, The University of Tokyo
(113–0033, 7–3–1, Hongo, Bunkyo-ku, Tokyo)

Chair: Dr. Masahiro Shida (The University of Tokyo)
Commentator: Dr. Aiko Kanda (Ph.D., Doshisha University)

Language: English

   This lecture focuses on strategies of translating Maimonides’ The Guide of the Perplexed, one of the most important works of the medieval Jewish philosophy. Prof. Wout J. van Bekkum, who translates it into Dutch, will consider the strategies of medieval Hebrew translations from the original Judeo-Arabic text and other translations in various ages and regions.
   Concerning the lecture, Dr. Aiko Kanda, who has written a doctoral dissertation on Maimonides’ Guide and published a book based on it in 2024, will make a comment from the views of the studies of Maimonides in Japan. 
   After the lecture and the comments, all the participants will have a discussion.

This lecture is supported by:
The Department of Religious Studies, the University of Tokyo
Japan Society for the Promotion of Science: Grant-in-Aid for Early-Career Scientists, “Study of Religious Views in Jewish Literature of the Medieval Western Christian World” (23K12012, Masahiro Shida)
Japan Society for the Promotion of Science: Grant-in-Aid for Scientific Research (A), “Study of “Re-narration” of the Bible: Jewish Literature from Ancient to Modern Jewish World” (21H04347, Naoya Katsumata)

2025年3月8日土曜日

日本ユダヤ学会『ユダヤ・イスラエル研究』第38号目次

 『ユダヤ・イスラエル研究』第38号(2024年)

〈翻訳〉
重松尚『リエトゥヴォス・ジニョス』における杉原千畝インタヴュー記事』(1-5頁)

〈シンポジウム 東欧ユダヤ史研究の過去と現在〉
高尾千津子「解題」(6頁)
安齋篤人「戦間期ガリツィア・ユダヤ人の都市近郊農業とエスニック・マーケティング戦略」(7-15頁)
西村木綿「誰が、なぜ、ポーランドのユダヤ史を書くのか」(16-26頁)
重松尚「リトアニアの歴史書におけるユダヤ人に関する歴史叙述の変遷」(27-38頁)

〈シンポジウム アメリカとユダヤ人―21世紀からの検証〉(承前)
北美幸「アメリカ黒人とユダヤ人―被差別経験の交差性と公民権運動への参加」(39-50頁)

〈書評〉
法貴遊:神田愛子著『マイモニデスにおける神への道程―神の知解と人間の生き方の相関性を巡って』(51-54頁)
西村木綿:野村真理著『ウィーン ユダヤ人が消えた街―オーストリアのホロコースト』(55-58頁)
田村円:高橋秀寿著『反ユダヤ主義と「過去の克服」―戦後ドイツ国民はユダヤ人とどう向き合ったのか』(59-62頁)
上村静:月本昭男著『物語としての旧約聖書―人類史に何をもたらしたのか』(63-66頁)
犬塚悠太:Jonatan Meir & Shinichi Yamamoto, Gershom Scholem and the Research of Sabbatianism(67-70頁)

〈新刊紹介〉
天野優:サヴィヨン・リーブレヒト、ウーリー・オルレブほか著、母袋夏生訳『砂漠の林檎―イスラエル短編傑作選」(71-72頁)
牧野素子:李美奈著『ヴェネツィアのゲットー―商館・共同体・コンタクトゾーン』(73頁)
野村真理:水島治郎著『隠れ家と広場―移民都市アムステルダムのユダヤ人』(74頁)

〈大会報告要旨〉
第20回学術大会報告要旨(75-77頁)

〈英文要旨〉(78-79頁)

2025年3月4日火曜日

Lecture: Pawel Maciejko, "Being Frank among the Dönmeh"

同志社大学一神教学際研究センター(CISMOR)主催の講演のご案内です。

ハイブリッド形式での開催となります。

日時:2025年3月13日(木)13:30-16:30
会場:同志社大学今出川キャンパス至誠館3F会議室&オンライン

講師:Pawel Maciejko (Johns Hopkins University)
題目:Being Frank among the Dönmeh

コメンテーター:Jonatan Meir (Ben-Gurion University)、赤尾光春(国立民族学博物館)

内容:

ヤコブ・フランクは近代のユダヤ神秘主義的宗教運動の創始者である。彼は自身をメシアと認識し、シャブタイ・ツヴィの後継者と名乗った。1759年には、フランクは弟子たちと共にキリスト教に改宗し、彼の死後も運動は続いた。
今回は、ジョンズホプキンス大学のMaciejko先生をお迎えし、フランク主義とドンメー派(ツヴィを追ってイスラームに改宗したユダヤ人のグループ)の関係について考察します。

お申込はこちらからお願いいたします。要申込です。
https://forms.office.com/r/QXdwRcC1pC

もしくは添付ポスターQRコードにて締め切り:3月10日(木)

開催2日前までにZoomミーティングのURLを送付いたします。    

【主催★問い合わせ先】同志社大学一神教学際研究センター (CISMOR)
sk115534(アットマーク)mail.doshisha.ac.jp

2025年2月16日日曜日

Lecture and Symposium: Pawel Maciejko, Jonatan Meir, and Shinichi Yamamoto

東京大学宗教学研究室 講演会およびシンポジウム
The University of Tokyo, Department of Religious Studies Lecture and Symposium

2025 年 3 月 6 日(木)
March 6th, 2025

東京大学本郷キャンパス法文 1 号館 217 教室
Room 217, Faculty of Law & Letters Bldg.1, Hongo Campus, The University of Tokyo

使用言語:英語
Language: English

10:00-12:00 講演 Lecture

Prof. Pawel Maciejko (Johns Hopkins University)
“A Portrait of the Kabbalist as a Young Man: on Kabbalah and Giacomo Casanova”

パヴェル・マチェイコ(ジョンズ・ホプキンス大学)
「ひとりの若者としてのカバリストの肖像:カバラーとジャコモ・カサノヴァについて」


14:00-17:00 シンポジウム Symposium

A New Perspective on the Conversion of Sabbatai Zevi
「シャブタイ・ツヴィの改宗についての新たな視座」

報告者(Lecturers)

山本伸一(東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了)
Dr. Shinichi Yamamoto (Ph.D. Graduate School of Humanities and Sociology, The University of Tokyo)

ヨナタン・メイール(ベングリオン大学)
Prof. Jonatan Meir (Ben-Gurion University of the Negev)

パヴェル・マチェイコ(ジョンズ・ホプキンス大学)
Prof. Pawel Maciejko (Johns Hopkins University)

司会(Chair):
志田雅宏(東京大学)
Dr. Masahiro Shida (The University of Tokyo)

主催:東京大学宗教学研究室

共催:科学研究費助成事業(若手研究)「中世西欧キリスト教世界のユダヤ教文献にみられる宗教観についての研究」(23K12019、研究代表者:志田雅宏)



2025年2月5日水曜日

International Conference: Between Mysticism and Philosophy in Jewish Thought

International Conference

Between Mysticism and Philosophy in Jewish Thought

בין מיסטיקה לפילוסופיה במחשבה היהודית

Bar-Ilan University, Feb. 6, 2025

On website:
https://www.biu.ac.il/he/event/583016

2025年1月28日火曜日

Youde Fu先生講演会 "Jewish Studies in China"

(2月4日更新:本講演は中止となりました。)

Youde Fu先生講演会 "Jewish Studies in China"

日時:2025年2月10日(月) 14:00-16:30(予定)

(中止にともない、題目と日時以外は非公開とさせていただきます)


2024年11月27日水曜日

西洋中世学会編『西洋中世文化事典』

 西洋中世学会編
『西洋中世文化事典』
丸善出版、2024年12月

【内容紹介】
5〜15世紀頃のヨーロッパ世界を指す“西洋中世”。
いまだ「暗黒時代」と称されることも多いが、幅広い研究分野において語られることが多く、創作物でも受容されるなど、後世にも影響を与え続けている時代である。
本事典では歴史、商業、衣食住、信仰、文学、美術、建築、哲学、ジェンダー研究、さらには後世での受容までも含め解説し、学際的な構成とした。
また、対象範囲は「ヨーロッパ」の範囲を西欧に限らず、北欧や東欧、中欧、さらには十字軍国家が建設された中東、イスラーム圏までに広げ、周辺海域やアフロ・ユーラシア世界も視野に収める地域横断的な内容を目指した。

目次は丸善出版のウェブサイトにて
https://www.maruzen-publishing.co.jp/item/b306139.html